もう1冊の怪しい絵本、「ティミーの ゆうびんやさん」。

「テディの でんわ」が、くま さん ならぬ 「くまのぬいぐるみ」さん が主人公だったように、
今回も、セルロイドだか合成樹脂だか材質は分からんがとにかくなんかの、
カメのオモチャさん が主人公です。

ボタンをおすと
ドアのチャイムがなります
(「テディの でんわ」では、電話の音でした。)
 ↓ 

めくって、冒頭のページ。
こんにちは わにさん ゆうびんです。
そばへ いくのは ちょっと こわいなぁ。



その後、
宝くじが当たった知らせを届けたり、
バースデイケーキを届けたり、
シャワー中のネコさんがあわてたり、
深海のタコさんにお魚を届けたり、
ドールハウスでお人形さんたちにシカトされたり、
カエル・キリギリス・ハリネズミに「ドアにバケツ」のいたずらを仕掛けられたり、
おじいさんをおどかしちゃたり、
配達のあとおなかペコペコなのにパン屋さんは店じまいだったり、
北極にも南極にも配達したり、



で、最後のページ。



え。なんか怖い。
やれやれ きょうも いそがしかったな。
だれだろう? いまごろ チャイムを ならすのは。



全体的にボヤけてて、ボタンだけがクッキリ浮かび上がっているのは、意図した演出じゃあ、ござんせん。
飛び出ているから、スキャナー取るとボタンにだけピントが合っちゃうんだな。

その効果も手伝ってか、ティミーの胡乱(うろん) な顔の表情、室内の陰翳、ティミーの顔にも影を落として…。そして窓際のバット。小道具の配置もいちいち意味深に思えます。

ネットでよく見掛ける
「おや誰か来たようだ」
て表現をどうしても連想してしまいますね。

たぶん純真に連想するならば、最後にティミーの元にも、なにか配達されてきたんでしょうね。…



…何が届いたんでしょうか。



これがラヴクラフトなら、クトゥルー神話の始まりですね。
 ↓ 
タイトルだけを先に見て、今まででいちばん怖いと思った小説。
 ↓ 
「戸口にあらわれたもの」 (The Thing on the Doorstep)

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ISBN : 2-89429-460-3



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