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help リーダーに追加 RSS 疑問を投げかけるだけ投げかけて終わってしまう曲。童謡「花嫁人形」。

<<   作成日時 : 2008/06/20 02:18   >>

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子供のころから、この曲には不思議な感じがしていました。
ほかの曲と感じが違うのです。たとえば、
うさぎ。うさぎ。なに見て、はねる。
と聞けば、
十五夜お月さん、見て、はねる。
と答えてくれて、曲が終わります。
ぞうさん」だって、
お鼻が長いのね」と話しかけたら、
そうよ。かあさんもよ。」とフォローが入って終わります。
ところが。
花嫁人形」では、

きんらんどんすの 帯しめながら
花嫁御寮(はなよめごりょう)は なぜ泣くのだろ


問題提起だけで終了。

。。。「なぜ泣くのだろ」。。。
。。。「なぜ」。。。
。。。「なぜ」って言われても。。。





花嫁人形」と対極にあるのは、
[童謡「七つの子」は「実証科学としての心理学」の方法論を唱えた歌。]
で既出の、「七つの子」でしょう。
すなわち、
からす、なぜなくの」と問題提起したあとは、
山に七つの子があるから」と理由を説明し、
かわいかわいとなくんだよ」と感情移入。(共感しやすい (入って来やすい) 曲です。)
しかも、それだけで終わらず、
山の古巣に来てみてご覧」と実地検分まで付いて、
まあるい目をしたいい子だよ」と自ら立てた仮設を検証して見せて、終わっています。






歌詞は 5番まで ございました。2番 以降で、何か説明があるのでしょうか。

[花嫁人形 童謡・唱歌 歌詞情報 - goo 音楽]

かえって謎は深まるばかりです。





ほかにも、他の童謡とは違う特徴が ございます。
マルがね。文の終わりにつくあのマル。そう「句点」がね。出てこないの。歌詞全部でひとつの文なの。「体言止め」とか「倒置法」とか、出る幕、ないの。

きっと井上陽水は、この曲に刺激されて 「ワインレッドの心」の歌詞 を思いついたのに違いないわ。
(一曲の歌詞全体が、だらだらとひとつの文だけでできている 怪曲。)






とどめに。
曲調が暗いのも、気になります。


「帯しめながら」の「ながら」は、
「テレビ見ながら ご飯を食べる」
の「ながら」では、なさそうです。つまり、
帯を締めるのと泣くのと二つのことを「同時に」やっている の では ございません


〜でありながらも

の、「ながら」。

つまり、

〜にもかかわらず

の意味。

〜のはずなのに逆に

というニュアンス。


そう捉えるのが自然と思われます。






花嫁さん。どんな陰惨な状況に追い込まれているのでしょうか。
初恋の人を裏切る形となった政略結婚でしょうか。
将来もやはり重苦しくつらい見通ししかないのでしょうか。
花嫁さんの身の上が、行く末が、気になって仕方がありません。

花嫁「人形」なのも、すこぶる、気になります。
イプセンでしょうか「人形の家」でしょうか。
人間と見なされず「お飾り」に過ぎない境遇なのでしょうか。
逆に。
人形を擬人化しているのだとしたら、それもまた、コワい。





というわけで、この、「花嫁人形」。

あたくしの 大好きな 童謡 でございます。





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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
7つの子とは、7羽の子ですか?7歳の子ですか?
通りすがり
2008/06/20 11:38
あら。また架空の人物から連絡が。。

[SE 職場 ネタ での 登場人物紹介。]
http://hinden.at.webry.info/200711/article_6.html

※ あたくし 高橋秀樹 は、SE でも ありますよ。

ケータイでアクセスした場合、当ブログはどんなふうに見えてるのかしら。太字も斜字もマーカーも、そういう情報はみんな蒸発しているのでしょうなあ。

お問い合わせの件、解は、歳。
たぶん知っててワザと、なのでしょうな。
hinden (つまり 本人)
2008/06/20 22:12
「解は、歳。」
とお答え申し上げておりましたが、老婆心ながら、
「人間に例えると7歳ぐらいの子」
と申し直しておきましょう。申すまでもないですがリアルに
「生後7年」なわけ、ございませんね。カラスが7年にもなったらもう、大人か、老人か、下手したら生きていないですね。
hinden (つまり 本人)
2008/06/28 18:18
子供の頃、絵的に、「七か月の子」の方がよいんだけどなあ、と思っていました。小学生では少々大き過ぎます。世のお母さんが歌って聞かせる時、「それはね、あなたみたいなかわいい子がいるからなのよ」とこどもに説明している場面を想像すると、保育園年少組程度の設定がいい。でなければ、「赤ちゃんが生まれたのよ」と答える。そうなると、七か月。生後三か月とかでもいいけど、語呂や日本的な区切りの意味合いのある「七」がよいのでしょう。
 
ただし、単に「七か月の子」というと、違う意味にとられてしまいますもので。
hinden (つまり 本人)
2008/06/28 18:34
替え唄「七か月の子」問題
について、近々、別記事を立てる予定。
hinden (つまり 本人)
2008/06/28 19:10
童謡「花嫁人形」に戻ります。
この曲、
「問いかけ」だけで終わってしまうので珍しい、
と申しましたが、
ただ「問いかけ」と申しましても、さらに、特異な点があると思うのです。
 
「なぜ泣くんだろ」。
 
これ、「からす、なぜなくの」のように、
「誰かに」聞いていますか ?
聞いているのではないですね。自問自答です。いや、答え出してないから「自問」だけですか。
相手がいない。ひとりごと。違和感を感じてもそれを聞いてくれる者はいない。
 
ボーゼンとしたカンジが伝わってくるのです。
hinden (つまり 本人)
2008/06/28 19:28

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